遅くてもやらないよりまし

シングルマザーの会社員の日々の考えごと

ショックが続く

実は一昨日、1つ年を取った。
この年になってくると、誕生日とかあまり意識しないけれど、間近に迫ってきた台風崩れの低気圧が、思った以上に暴風をもたらして、嫌な誕生日プレゼントだなぁ…と思いつつ、落ち葉などの後始末をした。


ここ数日何故か体調が思わしくなくて、頭痛とめまいに悩まされた。熱も無く風邪症状も無く、とにかくめまいがひどかった。
今は軽快しているので、もしかしたら低気圧のせいだったのかもしれない。

次男を産んだあとから、めまいは時々やってくる不調で、招かれざる客だ。

次男の妊娠中、6カ月で切迫早産になり寝たきりが続いたせいか、産休明けに上司にあたる先輩からのひどいパワハラが続いたからか、産後1年くらいひどく体調を崩して常に朦朧というかぼんやりしていて、「明日まで生きてみよう」「また明日まで生きてみよう」ととりあえず1日生きるというところまで追い詰められていたのを思い出す。


突然泣き出したり、突然キレだしたりした記憶もある。
「もうそろそろお兄ちゃんのこともきちんとお母さん自身が面倒を見て気にかけてあげては?」と保育園の先生にいわれたとき、「これ以上どうしろと?!?!」と、普段じゃ考えられないテンションで保育園でキレたこともある。
(園長先生に謝られた記憶があるけれど、私が悪かったんだと自分をしばらく責めて、なにをいわれても、「すみません私が悪いですからこれ以上責めないでください!」と言い続けていた記憶もある。)


基本的に1人で子どもたちを育てていたのは今と変わらないのだけれど、「明日には死んでしまうかもしれない」「私が失敗したら子どもたちの未来をつぶすかもしれない」と、呪文のように思っていた。


先輩からのパワハラは2年かかって会社でも認定され、私は別な部署に異動になり、随分心は軽くなった。

だけど、その時のプレッシャーみたいなものが、「雨が怖い」「雷が怖い」という形で今も残骸として残り、今も定期的に通院している。



そんなこんな私の話をしてしまったけれど、要は何が言いたいかというと…

…今朝見た竹内結子さんの訃報に涙が出た。

小さなお子さんがいて、それでも表舞台で輝いている憧れのお姉さん。
模試をサボって彼女の映画を見に行った高校時代から、彼女のことはステキだなと思っていた。

フッと命の火を消してしまった彼女の心の中では、どんな辛さがあったろう、どれだけ苦しかったろう、と。

理由なんて私には分からないし、産後うつとか決めつけているテレビのニュースも疑問だから話半分で見る。
何となく同じように2人の子どもを持つ母親として、子どもを置いてでもこの世から去ろうと思った彼女の苦しさを思うと、悲しくて仕方なかった。



そして遺された息子さん、特に上のお子さんの心を思うとやりきれない。

ご冥福をお祈りしつつ、これ以上、有名人の自殺が増えませんよう、祈る。

どんな人でも、遺された側には色んな気持ちを残してしまうんだよなぁ。そう思う。