遅くてもやらないよりまし

シングルマザーの会社員の日々の考えごと

「らしさ」って…?

9月のブログ記事を振り返ってみたら、情報セキュリティマネジメントの勉強のことや、ロシア語検定のことを書いていた。

やっぱり…「勉強」が割と好きなんだなぁ私…と改めて思った。

新しいことを知るのが好き。
人に本や音楽をお勧めされたら、喜んでまずは試したい。とてもワクワクする。
食わず嫌いは勿体ないから、試してから好き嫌いを決めたい。
…嫌いとなるともう滅多に覆らないけれど…。


ただ、それを表に出すと…うちの職場では

女の人なのにすごいね!

と言われることが時々ある。
というか、最近久々に言われた。


女の人だと勉強が好きじゃいけないの?と心の中でチクッと思う。
けれど、きっとあまり考えないで話しているのだろうから、噛み付いたりしないで聞き流す。



「女の人なのに、正社員で働きたいのね」
「お母さんなのに、フルタイムのままなのね」
「女性なのに情報セキュリティマネジメントなんて受けるんだね」
「お母さんなのに、ドラム叩くのね」



…もうこの「女性なのに」「お母さんなのに」は耳にたこができそうなくらい言われて、最初の頃はいちいち真に受けてベソかいたり落ち込んだりしていたけれど、最近は「そうですよ!」と、なるべくニッコリ、きっぱり言うようにしている。



だって、何故我慢しなければならないの?


その言葉を発する人が思う「女らしさ」「母親らしさ」に当てはめたら何か得があるのだろうか。

子どもたちが可哀想という人もいるけれど、私が我慢して我慢してイライラしたりネガティブになったりするより、良いと思う生活や仕事を選んでマイペースで暮らす方が子どもたちも楽しいはずと思っている。

もちろん誰かを押し退けて、踏み台にして、ねじ曲げてまで「自分らしさ」を語るのは違うけれど。


そんな考えが根底にあるので、もしも息子たちに「男らしく!」という理由で保育園や学校で子どもに注意するようなことがあれば、それはやめてほしいなぁ、と思う。

息子たちが「女のくせに」とか言い出したら、多分結構厳しく、それは違うと言うだろう。




格好いいこと言っているけれど、最終的には細かいことは気にしたくない、ということに尽きる。


周りを見つつ思いやりつつ、楽しいものは楽しめばいいじゃない、と思う。