遅くてもやらないよりまし

シングルマザーの会社員の日々の考えごと

ピザピザピザひざピザピザ

今週のお題「ピザ」

…ピザという文字でゲシュタルト崩壊しかかった。
そして、ピザって10回言ったあとヒジと言わせるクイズも思い出した。
そのクイズを弟に出して、「うで。」って言われて長男が落胆していた。


そんなピザについて。

ピザの宅配というものへの強い憧れが未だにある。

なにせ、田舎でピザを配達してくれない圏内に生まれ育ったゆえ、宅配ピザは都会の嗜みだと小さな頃から信じて疑っていなかった。

そんな私が、初めて宅配ピザに相まみえたのは高校生の頃。

下宿のおばさんがご飯を炊き忘れた。

ちょうどテレビでは日韓ワールドカップのドイツ対サウジアラビアが流れていた。

よし、サッカーやってるし、ご飯も炊けてないし、せっかくだからピザをとろうか…と下宿のおばさんが言い出した。

何がどうして「せっかく」だったのかは分からなかったけれど、おばさんの失敗により、宅配ピザにご対面した。

ピザを食べようと決めて届くまでの間に、サッカーの試合では、可哀想になるほどサウジアラビアが失点していたような記憶がある。

初めての宅配ピザは、予想よりも美味しかった。
ピザ屋が近かったらしく、相当アツアツで届いたからだと思う。

その下宿は、普段おそろしくご飯が美味しくなくて、朝もらったお弁当が昼にはカビていた、みたいな恐ろしさに日々怯えていたので、その分のアドバンテージもあったような気がする。


今はまた宅配ピザは届けてもらえないらしいエリアにいるけれど、いつか機会があればまた食べてみたい、と思う…。