遅くてもやらないよりまし

シングルマザーの会社員の日々の考えごと

剣の道は遠い

長男は剣道を習っている。

今のところ、毎週3回のうち、週末の1回の稽古に通わせているのだが、本人は平日も参加したいらしい。

しかしながら、彼は道着を1人で着ることがまだ出来ない。
そして、私の仕事の日は車での送りが間に合わないので1人で行ってもらうことになる。


それでも良いなら行けば良いとは思うけれど、どうもやる気にムラがあり、親としてはまだ迷う。


週1回の稽古ですら、集中力を切らしてダラダラやっている時間があるのを見ているし。

無理して行ってそれに見合うだけの成果を出せるのだろうか…


それを息子に話したところ、彼は奮起したようで、毎日300本以上素振りや蹲踞の練習をしているので、気持ちとしては本気らしい。



これまでより急に息子のやる気が上がった理由については、私はなんとなくだが理解した。


…この前の稽古のとき、同時期に始めた子から「同じ時期に始めたのだから1人だけ上手くなるな」「頑張るなんてずるい」「俺はやる気ないから、1人だけやる気を出すな」と言われたのが発端でケンカになっていた。

横で一部始終見ていたので、うちの息子は悪くないのは分かっていたが、その挑発に乗ってしまい稽古そっちのけで揉めだしたので、そういう意味では息子も悪い。


下級生の言うこと、としてあしらっておけば良かったのだ。

手を出してきたのも向こうが先だったのだから、先生を呼ぶなりすれば良いのに、と思いつつ仲裁に入ったけれど、それを振り切ってケンカしていたので、他人の子我が子かまわず雷を落とした私…


竹刀はケンカの道具じゃない(怒)!と。



そこから少し、息子のやる気にも影響があったようだ。


剣の道は遠いけれど、誠実に頑張れよ、と思いつつ、陰ながら応援していこうと思う。