仕事を午前中したあと、午後は諸用で休みを取った。
色んな手続きが怒濤の勢いで迫るので、内心少ししんどくなってきた。
家の中が入居したてよりも少し散らかっているのを見ると、己の余裕のなさが身にしみて分かる。
平日にしか出来ない手続きばかりなので、休みを取っていかねばならない。
慌ただしくて、普通の仕事の方が楽かもと、ふいに思う。
さて、今日の本題の電話の取り方のこと。
少し前、職場の同僚がお客さんを怒らせてしまった。
詳しいことは書けないのだけれど、同僚を仮にAさんとする。
鳴った電話を取って別な同僚Bさんに取り次ごうとしたら、Bさんは別な急ぎの用事に追われている。
「ごめんなさい、今手が離せないから、あとで折り返すと伝えてください」と言われた。
そしてAさん「申し訳ございません、Bはおりますが、今忙しいので出られないと申しております。急ぎでしょうか?」と返した。
相手の声は聞こえない。けれど、Aさんは
「はい、います、でも、今はBからつながないよう言われています。」
「いえ、電話中ではありません」
…とも言っていた。
相手の方、急いでいるに違いない。
一度Bさんに掛け合うも、Bさんは頑なにお断り。
そうこうしていたら、手が空いていた私に代わってくれという。
「どうしても出てくれないのですね、こちらもとても急いでいるのですがどうしたら良いでしょう?どのくらいで折り返していただけますか?」と言われてしまったとのこと。相手の方、怒っています…どうしよう、と。
そのあと電話をかわってみたら、顔見知りでよく話す相手だったので、まずは挨拶のうえ、謝った。
私が代わりに受けられる用件だったので、一通り答え、相手の方にも納得していただけた。
そうして電話を切る間際、相手の方から「さっき最初に電話を出た方に、正直少しイライラしました…言葉遣いだけ丁寧だけど言ってることは失礼ですよー」と、ざっくり要約するとそんな感じで、言われた。
確かにそうだ。
急いでいるのに、「いるけど出ない」の一点張りは、私も多分怒る。
Bさんも悪いと言えば悪い。
自分が出られないなら、かわりに内容を聞いてもらうなり、最初から私に振るなりしてくれたら良かったのに、頑なに応対を拒んでしまった。
ただ、Aさん、電話や来客の応対で相手を怒らせることはこれが初めてではない。
突然タメ口になったりするので、焦る。
私より年上だけれど、Aさんは部下なので、何度も注意してきているのだけれど、直す気がなさそうで困った。
もうそろそろ注意するのも辛くなってきたので、さらに上の上司に頼んでみようかとも思う。
それにしても、電話は難しい。
顔が見えない分、時間も制約がある分、どういう言葉を選べば角が立たないものなのだろうか、いつも悩む。
私もまだまだ完璧な応対は出来ていないと思うので、周りの人から教わりながら、日々勉強、精進だ。