遅くてもやらないよりまし

シングルマザーの会社員の日々の考えごと

こぶとりじーさんのよう

秋晴れの土曜日。

左上の親知らずを抜いた。


数日前、歯を磨くとき、奥歯に歯ブラシを当てたら、ボロボロっと小さな欠片が取れてきた。

親知らずが欠けてしまったのだった。


4本の親知らずのうち、2本は高校生の時に抜いて、1本は去年抜いて、最後の1本だった。

かかりつけの歯医者曰く、私は平均よりもアゴの骨が狭いのだそうで、親知らずの奥まで歯ブラシを当てるのが難しいから、虫歯になりやすいのだとか。

確かにとても難しい。

さらに、歯肉炎にもなりやすいらしく、疲れたり、寝る前の歯みがきを手抜きするとすぐ歯茎から血が出る。産後はかなりひどくなり、歯茎の治療に通った。

だから、これまで、夜の歯みがきだけでもかなり丁寧にするようにしたら、歯肉炎も虫歯も抑えることが出来ていた…のだが…。


欠けたあとはほっぺの内側にギザギザした感覚があったので、ちょうど元々定期検診の予約をしていた今日相談して、急遽抜歯をすることになったのだった。


麻酔をして、歯みがき指導をうけ、いざ抜歯。

歯が抜ける痛みよりも、グイグイ引っ張られる痛みの方が辛かった。


抜けたあとの歯を見たら、とても大きくて根っこまでしっかりしていて、今まで体の一部だったものが外れたんだなぁ、という謎の感動があった。




その後。

数時間経ってもまだ細々と血が出ていて、痛い。


さらに、何となく頬が腫れぼったいし痛い。


午後は物置の片付けをしようと思っていたのだけれど、だるくなってしまい、昼寝してしまった。

痛いので、痛み止めを飲み、激しい運動はしないように、そーっとすごそうと割り切った。


過去の経験から、おそらく明日はこぶとりじーさんのようになるだろう。

高校生の頃は、こぶとりじーさんスタイル(?)でプリクラを撮ったりする若さがあったが、今はただの歪んだ顔のおばさんなので、あまり人前には行きたくない感じだ。

でも、幸か不幸かマスク生活だから、他の人には見られないだろうし、だましだまし消毒をこまめにして、ゆっくり治していきたいと思う。



それにしてもこういう日に限ってスンドゥブチゲとか刺激物を食べたくなってしまうのは何故なのか。(我慢するけど)