今の季節にもシンクロして、ぐっと心に沁みる曲だと個人的に思う曲。
好きすぎて、聴くと切なくて、聴きたくないっていう珍しい感情になった。
空港の薄明るい早朝の空気と、仕事、旅行、転勤、留学など思い思いの旅立ちが交錯した、それぞれがドラマのワンシーンみたいなイメージが、わーーーっと頭に浮かんで、切なくなる。
今まで何度か国内外の空港には行ったことがあるのだけれど、あの広い空間にいると、自分がちっぽけに思えて、でも、私には私の旅のストーリーがあるんだと、確かに思わせる不思議な空気があるよなぁと思う。
それじゃまたね先に行くね
唇で描くI LOVE YOU
それじゃまたね幸せであれ
唇で描くI LOVE YOU
この曲…この先も続く関係にも、もう会えない関係にも受け取れる歌詞だけれど、木管楽器とピアノの旋律が、何だかちょっと寂しい方に心を持っていくように、私は思って聴いてしまう。
私にはそういう別れの経験はないのに、勝手に切なくなったりして。
でも、出来たら、ハッピーエンドが良いから、また会える2人の歌だと、思うことにする。
3月も残り10日を切り、別れの季節。
また会いたいと思う人とは、きっとまたどこかで繋がることが出来ると、信じたい。
そういえば、駅も空港と似て色んなストーリーが行き交う場所。ワクワクと寂しさが交差する。
ちなみに、今付き合っている彼とは駅にいる情景のほうがよく浮かぶ。
付き合うか付き合わないか、そして付き合うことにした最初の頃、駅で待ち合わせることが多かったからだと思う。
私といるのに慣れてきたのか、気を許してくれたのか、向こうからの連絡も減り、無口になって、少しだけ、寂しい今日この頃なので、またはじめの頃みたいに、駅で待ち合わせて、非日常なお出かけを計画してみようかな。
それとも、3駅分の距離そのままに、少しそっけなくしてみようかな。
歌の感想のような、日記のような、不思議な文章になってしまった。