遅くてもやらないよりまし

シングルマザーの会社員の日々の考えごと

メソメソホリデー

待ちに待った土日が来て、あっっという間に過ぎていった。

約束どおり彼を迎えに行き、ご飯を作って食べたり、話をしたり、少し買い物に出かけたり、いつも通りの土日を過ごした。


途中長男の剣道の稽古へ付き添っている間、次男と彼は留守番をして、さらに仲良くなっていた。
彼が帰ったあと、次男が誰より寂しがっていた。


彼が来るからと言って、なにか特別なことをするわけではない。
私と子どもたちの休日の中に、彼が入り込んで、私が1人でしていたことを少し交代してくれる、そんな感じ。


土曜日の夜。
子どもたちが寝静まり、私はリビングでお茶を飲んでいた。

そこに、お風呂から戻った彼がやってきて、
「この前も言ったけれど、まーさんは、見ていると、やっぱりほとんど座らないね」「それだけ、たくさんのことを1人でしているんだなぁ」
…と、言った。

よく分からないけれどボロボロポロポロ、ただ涙が出てきた。
あれ?と思ったけれど止まらなくて、本気で泣いた。


彼が驚いてしまったので、理由を話した。


気を悪くしたのではない、気が抜けてしまったのだ
私は当たり前にやっていることを、手放しで感心してくれることが嬉しいのだ
…と。

そして、少し前のこのブログで書いていた、過去のこととか、今まで関わってきた人との中で思ってきた自分の気持ちとか、今の段階で言葉に出来ることを、少し話した。


仕事のことも今は少しスランプだったから、それらを含めて全部、さっきのあなたの言葉で、ホッとして気が抜けて、勝手に泣けてきたんだ
…と。


黙って聞いてくれた彼は、ずっと頭を撫でてくれていた。いいんですよ、気にしないで、と。

ごめんね、ごめんね、としか言えなくて、申し訳なかった。そのまま泣くだけ泣いて、割とすぐ寝てしまった。


夜が明けて今日、日曜日。

もう元通り、かと思いきや、一度壊れた決壊を戻すことは難しかった。今日も隙があればこっそりメソメソしていた。

でも、あっさりバレた。


次男も長男も一緒に心配してくれて、3人からティッシュやタオルやチョコをもらって度々慰められる申し訳ない土日だったけれど、大事な時間だったのかもしれない。

私、幸せ者だ。