昨日の夜寝る前に、何となく影できつねを作った。ものすごく、久しぶりに。
次男はへぇー!と感動していたが、長男はもうそういうのは楽しい年ではなくなったみたい。
昨日の日記にも書いたが、最近ちょっと長男は色々自信過剰が祟った失敗をしがち。
でも、それを指摘したら、烈火の如く怒っていた。その倍、理論攻めにしてしまうのが私の大人げないところなのだが、言いにくいことを親が言わないで誰が言うのだ!と思うので、容赦なく、言いたいことは言わせてもらう。
反抗期に入りかけているのか、いちいち返答が生意気で腹立たしいことも多いが、それでも素直でかわいいところもあり、憎めない。
私は元来子どもと話すのはあまり得意ではなかったけれど、わが子と暮らして少し平気になった。
難しいなぁとは今でも思うけれど。
話は戻って。
影絵は光があってこその芸術。
光があるから、影がある。
光があると明るくてキレイで何となく気持ちもウキウキするような気がするけれど、その分だけ強い影を生む。
今、何だかんだ問題は抱えつつも、かわいい子どもたちもいて、優しい彼もいて、みんな元気で会うことが出来ていて、衣食住も一応過不足なく整っていて、幸せだと思う。
ただ、それが、いつか急に終わってしまうのではないか、と一人の時間にふいに怖くなることがある。過去の苦い経験が、私を暗い影や闇の方に引っ張り込もうとする。また戻ってくるんだろう、と。
昨日は、そんな風に意味もなく落ち込む日だった。
だから寝る前に、真偽はさておき「いや、ずーっと続くよ」と、言い聞かせた。
「願えば叶うよ。大切なことや人を大切にしていけば、幸せな気持ちはまたどんどん新しく感じられるよ。」と根拠なく、でもひたすら言い聞かせて、毛布を抱っこして眠っていたら、落ち込む気持ちは朝には軽くなっていた。