この前の休みに、長男の剣道の寒稽古を見てきた。
1月の恒例行事なのだが、見ている側は、動かないので寒い。
他の子もたくさん写り込むので画像は載せられないけれど、年末年始明けのコロナ禍でも結構出席率は良くて、みんな元気に稽古していた。
この寒稽古のあとに大会があるのだが、長男は、1年遅れて習い始めた同級生の女の子に負けた。
相当悔しかったらしく、号泣していたらしいのだが、私にはそれを見せたくなかったらしく、「泣いていない」と言い張っていた。
長男の悪いところは、勝負にこだわりすぎるところ。形だけかっこよく見せようとするところ。
勝つために相手をおびき寄せるなどの作戦などを立てること自体は否定しないけれど、正攻法で技を磨こうとか基礎を上手くやろうという気持ちが少し足りないように見える。
今回もそれで相手に技を出させようとすることで自分の守りを疎かにして、基礎をコツコツやってきた同級生にキレイに技を決められてしまった。
私がいくら説いて聞かせても聞き入れないなら、身をもって知るのが本人にはきっと良いと思う。
そうやって、「気付いた」ことは、きっと忘れないだろうから。
来月、再来月と大会は続く。
4月からはキャプテンになる彼は、6年生との稽古や大会の経験からどれだけいろんなことを学べるだろう。
そこでどれだけ伸びるかは、彼次第。