今日はこの春はじめて雷注意報が出ていた。
夕方、急に風が吹き、暗くなり、雨が降った。
私は前から何度かブログに書いているが、極度の雨と雷恐怖症だ。
雷が鳴る、という予報で身構え、
雷注意報で少し動揺し、
空が暗くなるとそわそわして天気予報を眺め、
雨が降るとスマホの天気予報をずっと傍らに置き、
雨が強まり雷鳴が響くとパフォーマンスが半減して、
ゲリラ雷雨になると動けなくなる
ここまで段階的に細かくなったのは最近のこと。
前は、雨が降ると外出すら怪しい、しかし仕事は休めないため泣きながら耐える、休日なら予定は全てキャンセルして寝込む、という極度さだった。
何年も根気強く心療内科に通ったり本を読んで対策を試したり、色んな人にカミングアウトして周りの理解を得て、ようやく快方に年々向かって、少しなら前よりも耐えられるのが、今。
こんな状況の私を息子たちは成長とともにわかってくれて、昔なら手を握っていてくれたし、今は黙ってカーテンを閉めてくれたりイヤホンを差し出してくれたり、ご飯なんかテキトーで良いから寝ていなよ、俺もオバケ怖いから一緒じゃんと言ってくれる。
頼もしい。泣けてくる。
そういえば…冬にお付き合いを始めた彼には、私が本当にパニックになって取り乱した姿はまだ見せたことがない。
だから、今日少しだけ、改めて私が雷に怯えるとどうなるか、話してみた。
甘えたいが迷惑はかけたくない、という気持ちから、「もし私が雷にビビって取り乱しているのが嫌だったら言って」と、強がって言ってしまった。
ホントは、「怖いときは出来たら、頼らせてほしい」と言いたかったのに。
年上、先輩の血が騒いで、お姉さんぶってしまった。
そうしたら、「わかりました」「そういうときは困るとか帰るって言います」と返ってきた。
…この返事が来ること、重々分かっていたが、やはり「怖いときは言って」とか「なるべく力になる」とか、言ってほしかった私がいて、少し寂しく悲しくなり落ち込んだ。
分かっているなら最初から甘えてみたら良かったのに。
結局ぶっきらぼうな返事に落ち込んでいる。
ほんっとうに…バカな私だ。
自己嫌悪で心が忙しくなる前に、もう、寝る。
こういう話はまた時間を作ってゆっくりしてみることにしよう。