土日は、実家から母が泊まりに来ていた。
月曜から入院するにあたり、土日も注射に通わないといけないということで、実家よりも近い我が家に滞在することになった。
昨年甲状腺を患った母は、今回ヨード治療というものを受けることになった。
そのためには、入院前のしばらくの間、ヨード除去食を取らなければならない。
母や妹から聞いてリストを見たところ
・絶対食べちゃダメなもの
・なるべく食べないようにするもの
・食べていいもの
の、ざっくり3分類に分かれていて、それらをもとに食事を組み立てる。
さてどうしたものか。初めてのヨード除去食。
ど、ど、ど素人である。
初心者なので、とりあえず不安なものは外そうということで魚介類は使わないことにしようと決めた。
そもそも、たまたま冷蔵庫に在庫もなかったし。
肉と野菜、少しの卵、そしてくだもの
…そんな感じ…か…?(大雑把)
リストを見つつ、使える調味料を調べる。
幸いにも我が家の調味料は割と色々使えそうだった。
野菜は色々買ってきてあった。
これは、意外に意気込まなくても、「冷蔵庫の中のものでいけるのかも?」と少しホッとした。
…それにしても、普段何も意識していないときは、海藻だって昆布だって魚だって寒天だって、「体にいいもの」と言われる食べ物なのに「ヨード除去」の観点からいうと、「絶対ダメ」という部類に属する。
「体に良い」というのは、絶対的なものじゃなくて、多面的で色んな視点があるのだなぁ。
そして、市販品に含まれる「カラギナン」とか「増粘剤」の類は、ヨード除去のためには避けないといけないのだけれど…
大抵のものに入っていることに驚いた。
レトルトとかお菓子とか。
ヨード除去のためには、イチから手作りが一番確実なんだと実感。
手間はかかるけど、その方が美味しいものも、たくさんあるし、素材に近いことが「体にいい」にも繋がりやすいのだろうか。
…ということで今回作った献立↓(名前をつけると料理っぽくなるけど、実際はもっともっと雑なごはん)
※感想※
かなり減塩出来た。
サラダに頼りまくったけれど、新鮮な野菜はそれだけでごちそうだった。
そら豆は春の味!茹でたては最高だった。
土曜の夜
手羽元と大根の煮込み
ブロッコリーの塩ゆで
温奴と新タマネギのサラダ
ごはん
イチゴ二粒
日曜の朝
近所のパン屋で買った食パンとバゲット
好みでバター(※何もつけなくても全然気にならないくらい美味しいパンだった)
前日の手羽の煮込みの残り
トマトサラダ、キウイフルーツ
コーヒー
日曜の昼
ごはん
豚肉塩焼き(母は脂身嫌いなのでカット、ちびっこたちはケチャップベースのソース)
サラダ(残っていたキャベツやにんじんやトマトを切っただけ+チーズ)
おやつ
ミルクアイス(子どもたちに買い置きしていたもの。たまたま母も食べられるものだったのでみんなで喜んで食べる。)
日曜夜
そら豆の塩茹で
豆腐と鶏ひき肉のハンバーグ
キノコ炒め
トマトサラダ