遅くてもやらないよりまし

シングルマザーの会社員の日々の考えごと

こどもたちと父親のこと

ブログの紹介文にも書いているとおり、私は離婚して、いわゆるシングルマザーとして2人の息子と暮らしている。


元夫とは、私から見たら今となっては他人なのだが…
子どもたちから見たら、元夫は今後もずーっとお父さんであることに変わりはない。


私自身も母子家庭に育ったけれど、私の場合は、離婚後に父親に会うことは叶わなかった。


以前も書いたけれど、「俺は運命の人を間違えた、本当に欲しかったのはお前たちじゃなかった」と言い残して去った私の父は、その後まもなく不倫相手と再婚して、「本当に欲しかった」子どもがその後何人か出来たそうだ。

だから、父親の方から「今の幸せを邪魔してくれるな、会いたいと思ってくれるな」と拒絶された形だった。


…しかし、私の息子たちの場合はそうではない。


子どもたちは、お父さんが好きで会いたいと思っている。
元夫も息子たちに会いたいと思っている。


そんなわけで、会わせない理由はないので、定期的に遊びに行けるように約束をしている。

今はまだ子どもたちが小さいので、私が間に入り、約束を取り付けて会いに連れていったり、場合によっては私もくっついて行って、安全に遊べるように遠くから見ていたりしている。



母さんは、色々あって、父さんとは一緒に暮らせないんだけど、あなたたちは会いに行っても良いし、父さんのことを大好きで良いんだよ、

…と、常日頃伝えてはいるのだが…


正直に言うと複雑な部分もある。


子どもたちには、何故離婚したのか、細かいところは伝えていない。


だから、「ねえねえ、お母さんどうしてお父さんと暮らさないの?」「あんなにお父さん優しいのに、何でイヤなの?」と聞かれることが時々あって、困ってしまう。


子どもの考えも、もっともだと思う。

よその家ではお父さんお母さんがいて、うちは時々しか会えなくて。
子どもたちから見た「お父さん」は優しくて。お母さんが一緒にいたがらない理由が分からない。



見ていて思うのは、元夫の立ち位置は「祖父母」のそれだということ。


欲しいものを買ってあげて(限度はあるが)
あまりガミガミ怒らなくて良くて
毎日暮らしていると見える悪い部分は、短時間だと顕在化しなくて
生きる上で大切なことを教える頻度が、私と比べて圧倒的に低い


…だから、普段から厳しい私と比較して、居心地良く思ってしまったりもするんだろう。



だけど、私があからさまに元夫を嫌ってしまったら、彼らの半分を否定することになる。


だから、うまく子どもたちをなだめつつ、年齢に応じて色々教えつつ、ぐっと気持ちを飲み込みつつも「良いバランス」を探っていくしかないかなーと思っている。



形はどうあれ、子どもたちが幸せで、私も幸せな生活を都度都度探していけたら、まあいいか、と思う。大ざっぱだけど。


ちょっと長い愚痴みたいになってしまった。(o_ _)o