職場で、先輩が取引先の人とやり取りをしていた。
相手からはインラインで返信が書かれてきた。
インラインとは、こちらが送ったメールの文面の中に赤字でコメント、返信内容を記載してくる方式。
それに対して、こちらの先輩がまたインラインで、今度は青字で返信を書いていた。
そしたら今度はピンクで返ってきて、さらにそれに紫で返して……としているうちに、メールがカラフルになって、結局論点が訳分からなくなっていて、端で見て笑った。
ついにメールが虹色になるんじゃないかと思った。
ビジネス用語とかメールのマナーとか、当人たちは大真面目で使用して実践しているのに、端から見たらめちゃくちゃ滑稽、ということがたまにある。
自分自身もまた然り。
必死でやっているうちは見えないけれど、ひと段落して、ふと我に返ったとき、何だかちょっと恥ずかしくなるような、周りから見たら面白いんだろうな、と思うような。
そもそも論としていつも思うのだけれど、こんなど田舎でアジェンダ、とか言われても、という、何とも言えないモヤモヤした感じ、今の職場でここ最近度々思う。
この前も、次のミーティングのアジェンダは、今シーズンの雪かき当番についてです、とか言わずに、次の打ち合わせの議題は~で、よくない?とモヤモヤしたばっかりだった。
その滑稽さをしっかり昇華してくれる、デイリーポータルZのビジネス用語の記事を掘り出してきて読み返してしまった。