息子のLEGOを色分けしてあげた。
やり出すとハマる、LEGOブロック。
ここ数年、長男が毎年飽きもせずLEGOを欲しがり、周りがせっせと買い与えたものだから、結構たまってきている。
どんなものを作っても、とりあえず見守っている。
飾りたいと言ったら、それもお任せしている。
しかし、ルールは守ってもらう。
飾る場所は一カ所、限られた場所で
そして必ず決まった場所に片付けをする(LEGOブロック、踏んづけると地味に痛い)
言いたいこと、ムリなことははっきり言うけれど、基本は好きなように任せる。作りたいものを作ってねと、見守る。
そして彼ら独自のアイディアで完成した作品を見るのがとても楽しい。
…子どもたちには基本的にはそういうスタンスだけれど…今、新居のことで、担当の営業さんにも、少し似たような気持ちを持っている。
ご縁あって、今回家を買う業者の営業さんは社会人になりたての方だ。
その方にとって、記念すべき1件目の契約を取り付けた顧客が、私らしい。何と嬉しいことだろう。
以前書いたとおり、住宅や不動産の業者からは、シングルマザーというのはそれだけで門前払いをくらうこともある(実際に嫌な思いもした)し、大前提として営業さんは敬遠する案件なんだと思う。
新入社員だからこその先入観の無さだったのか…とにかくその営業さんは全然嫌な顔せず親身に話を聞いてくれたし、私が無理かもとか予算のこととかで泣き言をいうと「無理じゃない根拠」や費用を抑えるアイディアを先輩と調べて度々持ってきてくれた。
住宅営業の人は大っ嫌いで、ピンポンされたら即いりませんとインターホンを切っていたけれど、苦手意識が減ったのは間違いなくこの方のおかげだ。
他にも業者がある中で、その親身さが最も印象に残ったことが、最後に選ぶ決め手になったことは間違いない。
ものを買うとき、そこを取り巻く人も大切だと思うから、ありがたいご縁だと思う。
どんなに良いものでも、嫌な人からは買いたくない。丁寧でも心がないのは嫌だ。
しかし、社会人1年生ということで、時々端から見ていて、とってもハラハラすることもある。
お客だという立場を忘れて、先輩や親みたいな気持ちで手に汗握ることがある。
きっと緊張もあるだろうし、上司や先輩からも何かと怒られるだろう。昔の自分を思い出すようで何だかとってもグッとくる。
だから、絶対に失敗してほしくないことや、取りこぼしてほしくないお願いは全てきっぱり丁寧に伝えるように(なるべく文字でも残すように)しているけれど、それ以外の細かいところは全幅の信頼を置いて頼ることにしている。そして、きちんと応えてくれる。
こちらは客だけれど、だからって何でもかんでも上から下へガンガン言うのは好きじゃない。
とは言えお金を出す以上、言うことは言うけれど。
色々と考えて動いてくれていることがとても伝わるので、本当にありがたいなぁと思いながら、その方が奮闘する様子を応援している。
今から新しい家が楽しみだ。
うちの新居が、その方にとっても思い出に残る家になってくれたら嬉しいし、家が建ったあとも、何かしら関わりが続いたらなぁと思う。