遅くてもやらないよりまし

シングルマザーの会社員の日々の考えごと

りんご一切れ、緑茶一杯

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近所で買ったりんごを割ったら、蜜がたっぷりだった。
美味しそうだったから、子どもたちに切ってあげた。



ここ数週間、おそろしく忙しいのとぽっかり空くのの波が繰り返し押し寄せてきて、体がきちんとついていかない。

私は何のために今ここにいて
何のために生きていて
何かどこかで役に立てているのだろうか
こどもたちのこと、きちんと育てられているのだろうか
コロナウイルスが猛威を奮っているけれど、この先きちんと未来は来るのだろうか


よく分からなくなって、食べるものや化粧や髪型をきちんとする元気が無くなって、いつもより少し手抜きしていた。


手を抜くと、体は正直だ。


あっという間に体重は増えるし、むくむし、顔は何だかいつも以上にブスになる。
鏡を見たくない。


どうも昔から自分のことを蔑ろにしがちで、時々そういう波がやって来る。
疲れていたり、落ち込んだりすると、てきめんに。



そういうときに、ふいに息子がずいっと口元にりんごを持ってきた。
ねえ!このりんごすっっごく美味しい!かあさんも美味しいから食べてみてよ!と。


一口齧ったりんごから、驚くほどたくさん甘い汁が滴って、噛むとシャキシャキいい音がして、何だかすごく嬉しくなった。


美味しいでしょう?
一緒に食べようよ!
と息子たちがニコニコしている。


りんご一切れとお茶一杯で、何だかとってもホッとした。


彼らのおかげで、落ち込みすぎて復活に時間がかかる、ということが減った気がする。ありがたいことだ。親バカだけど。


今週のお題「感謝したいこと」