今なら迷わず
寒
だなぁと思う。
温暖化温暖化言うけれど、それでもこの季節は寒い。
北国だものと言われれば仕方ないけれど。
盛岡駅の西口には、寒さから自然と出来たデカい氷の塊があった。
盛岡駅は度々行ったことがあるけれど、あんなのを見たのは始めてだった。
運転しながらで写真が撮れなくて残念だった。
盛岡に限らず、どこへ行っても、日陰は全く雪も氷も溶けないので、つるっつるで危ない。
コロナ禍で出張は減ったが、不要不急じゃない用事で運転してあちこち行くことはたまにあるので、車窓の景色をたくさん見て、不自由な中でも心を和ませたい。
しかし、それを阻む雪と寒さ。
今年は去年より明らかに雪も多いし、朝晩の気温が厳しい日を実感する。
たまにマイナス3度くらいになると、あれ?今日暖かいかも?という錯覚を覚えることもあったりして。
年末年始、寒い寒いと言いながら、1月が終わり、節分を過ぎた頃になると、数回雪がどんと積もって、ガチガチに凍ったあとでそのあとは少しずつ少しずつ、春の兆しが見えてくる。
何となく空気がぬるい日が来て、ふと気付くと卒業式や内示の時期が来て、春に心身を連れて行かれている。
岩手の冬の大まかな流れだ。
そんなわけで1月は、寒さの底と言ってもいい時期。
どうしても寒いという気持ちが頭をよぎるけれど、一方で剣道の「寒」稽古へはりきって裸足で出かけていく長男や、外で延々とソリで滑る次男を見て、私も寒さを楽しもうと思わされる。