遅くてもやらないよりまし

シングルマザーの会社員の日々の考えごと

また会いましょうね

今日は2か月に一度の心療内科への通院の日だった。

ここ最近本当に雨や雷が怖いと思う日々が続いて自分のふがいなさに絶望感すら抱いていたので、今回の通院は良いタイミングだったと思う。


今お世話になっている先生は、会社のストレスチェックの結果、色々あって紹介してもらった。


いつも優しくて、私の説明が下手でも、意図をくみ取ろうと、頷いてメモを取ってゆっくり話を聞いてくれる。
流れ作業みたいな診察じゃなく、私が楽になるように丁寧に考えてくれるような印象だ。



今日の私は、クリニックへ向かう道のりでそこそこ強い雨に打たれてしまい、遠雷にも怯えて既に半泣きだった。


そんなヘロヘロな私のことを見て、「まーさんは地球と闘っているみたいですね」「僕もこの前の雷は怖かったから、さぞかし怖かったでしょうね」と、先生は言った。


…地球と闘っている、か。

自然の力に人間が抗うことなんて出来ないのに、私は随分無謀な勝負を仕掛けてしまっているのかもしれない。



ここ1年くらいは調子が良かったから、隔月の診察になっていたけれど、次回はあまり間隔をあけない方が良さそうだね、と、今回は1か月後にまた診察の予約を入れてくれた。


そうして帰り際、

「まーさん、来月また会いましょうね」

と、先生は言った。

それが妙に嬉しかった。



ここ最近、この怖がりと、今日も明日も明後日も来週も来月も来年もその先も死ぬまでずーっと付き合うのかなと、先の見えなさに愕然としていたのだけれど…

何となく、「とりあえず次先生に会うまで、何とか乗り切れば良いか」と、ちょっとだけ肩の力が抜けたから。


結局午後も雷で怯えていたから、劇的な変化はないけれど、それでも、少し、前に進めたような気がした1日だった。