遅くてもやらないよりまし

シングルマザーの会社員の日々の考えごと

赤い月と繰り返す悪夢

昨夜は我が家の東の小窓から赤い月が見えていた。


昨日は、彼との些細なやり取りから心が折れてしまい、わんわん泣いて止まらなくなって、困った顔の彼を横目にひたすら泣き続けてしまった。

一旦おさまり、彼を見送り、ご飯を食べて少ししたら、また悲しくなってきて、追加で泣いた。

超、情緒不安定。
アラフォーのくせに。

滅多なことではメソメソしなくなったのに、珍しいことをしたもんだから、夜はなかなか寝付けず、寝ても寝ても悪夢で飛び起きた。

体は寝ているのに、頭の中は起きていて、仕事をしなきゃ、子ども関係のやることをしなきゃと焦るので、仕事の夢、学校の夢ばかり見ては、たどり着けないゴールに打ちひしがれて飛び起きた。


彼はきっともう、私がメソメソしていたことなんか忘れて熟睡している。
息子たちは、何もかも忘れて熟睡している。


誰かに自分の全部を分かってもらおうなんて、色々と諦めてきた今となってはこれっぽっちも思わないけれど、少しは心配してくれたっていいのになぁ、って思う。


小さな頃、家庭環境が複雑だったがゆえに「手がかからないし、勝手に勉強もするし、色々と最後はやり抜く子」でい続けたしわ寄せが大人になってこじらせて悪い作用をもたらしてしまっているかもしれないなぁ、と、時々思う。


一昨日は心療内科の通院の日だったけれど、「ためてためて暴発させないようにね」って、信頼している先生に言われたばっかりだったというのに。

仕方がないので、本当に困ったときのためだけに処方された、すごく弱い眠剤に助けてもらって、無事に少し睡眠を取り、朝を迎えることができた。


それでも目覚めてしまい、明け方4時頃に見た月は、いつもの色に戻っていた。


職場で顔を合わせた彼は、少しだけこっちを見ていたが、私はまた泣きそうになったので、仏頂面で背中を向けてしまった。


来週の仕事の山場を抜けるまでは、いつもより自分のことを、甘やかせる部分は甘やかして、低空飛行でいいから、上手くコントロールしていかなくては。