例年より雪が少ない年明け。
楽だけれど、これで良いのかなと少し思う。
そのうちにいきなり大雪が降り出すこともあるので、油断ならないのだが。
色の多い景色だと、冬らしくないのだ。
嫌だなぁとか言いながら、白い景色を何だかんだで目が喜んでいる部分もあるのだ。
積もりすぎるな、でも降ってくれ、など、欲張りなことだ。
色といえば。
この正月に、ものすごく軽い気持ちでショッピングセンターのUFOキャッチャーをやってみたら、大きな福袋を取ることが出来た。
中身は86色鉛筆、けん玉、コマ、ビー玉だった。
けん玉とコマは、紅白歌合戦の録画を見ながら子どもたちが挑戦していた。
色鉛筆のグラデーション、とても素敵だ。
鉛筆とは違う、絵の具とも違う柔らかい質感が好きだ。
すべての色を使い切れないもどかしさを感じながら、何か絵を書いてみたい。
そして、昔中学の国語で、色鉛筆を削る光景の短歌を習ったなぁ、と思い出した。
季節外れだけれど。
短歌や俳句は、想像力がふわふわと広がるので、とても好きだ。
草わかば色鉛筆の赤き粉のちるがいとしく寝て削るなり