以前の記事でSIRUPの「HOPELESS ROMANTIC」という曲について書いた。
その曲のMVがYouTubeにUPされていたので、観た。
まさにHOPELESSだった。
救いがない世界の主人公。その彼を助けるために消えた相棒の犬。
…正直なところ苦手な感じの世界観だったけれど、最後まで観た。
昔大学の講義で観たロシア…というより旧ソ連のアニメにも似ている気がした。
隙間がない苦しさ、切なさと、無機質で淡々とした描画が重なる。
でも、観て良かった。
伝えたいメッセージは何となく分かったから。
明るくてポジティブな曲だけじゃなく、色んな面を持っているSIRUPの音楽をもっと好きになった。
今回はそんなにブルーにならなかったが…普段は、小説でもアニメでもドラマでも何でも、私はバッドエンドのものがどうしても苦手。
他人の不幸せから、自分にとってのプラスな何かを受け取れない。
感情移入して、もっともっと苦しくて悲しくて辛くなる。
名作とは分かっていても、そのせいで観られずにいる作品が結構ある。
もしくは、軽い気持ちで観て、数日引きずって落ち込んでしまうこともある。弱いなぁ自分、と思う。
もしかしたら単に怖がりなのかもしれないけど。