さむい!!!
わかりきっているのに、昨日初雪が降ったので、いよいよ冬、という緊張感が高まり、あらためて、さむい。
しかし、雪国独特の「雪が降ってくる間際の外の空気のにおい」は好きだ。
…なかなか理解してもらえないけれど、さあいよいよ冬が始まるぞー!というような、静かで冷たくて、少しワクワクするような、初冬だけ味わえる空気があると思う。
…どんなにワクワクしても、やはり運転は怖いけれど。
話は変わって…
サカナクションの曲が好きだ。
もう干支一回り…とまではいかずとも、それなりに長い期間聴いているのに、色褪せないのが魅力的。
特にも、ユリイカという曲は好きで、通勤途中、良く聴く。
故郷から東京へ出てきた主人公が、昔を思い出したり今を感じたりしている心象風景を歌っているような、そんな曲。
ちょっと切ない感じがするのがいい。
最近の曲もいいけれど、かなり前の、「三日月サンセット」とか「ネイティブダンサー」とかも、何かちょっと切なくなれるので好きだ。
20代前半の、良くも悪くも尖っていてヒリヒリするような毎日を思い出すから切ないのかもしれない。
今年も季節が冬になって、この先もまたどんどん時が流れて、たまに過去を振り返って…サカナクションのユリイカの歌詞「時が震える」感覚はまさにこんな感じなのだろうか。
それらを繰り返し味わっていきながら年を取ったとき、30代の今を私はどんな風に思い返すんだろうなぁ。