ライブ中継は7時間超えの超長丁場で、ところどころ外出したり家事したりで見逃したものの、それなりに真剣に見入ってしまった。
早稲田大学と慶應義塾大学の試合は、20人勝ち抜き戦らしく、先鋒、つまり二十鋒から、次鋒、十八鋒…と、負けた方は次の選手に入れ替わり、勝った方は連続で試合に臨む。引き分けならば双方選手交代。
途中、6人抜きした慶應義塾大学の選手には驚いた。
足がつっても、痛そうでも、それでも集中力切らさずに試合を続けるのだから、本当にすごい。
7人目で引き分けて交代するまで、最後まで負けなかったのには、画面越しなのに本気で拍手してしまった。
そして、テレビドラマなの？台本決まっているの？と思うような、お互いに譲らない競り合いの展開で大将同士の試合になり、決着がついたときにはもう外は日も沈んで夜になっていた。
いやー…本当に感動した。
YouTubeではチャットも流れていたのだが、私は剣道に関してはまだまだ分からないことも多い中で、知識がある人のコメントを見ながら試合観戦できて、とても勉強になった。
…途中、来賓の方の1人がウトウトしているな、と思ったら、チャットもきっちり盛り上がっていたのには笑った。
息子がきっかけで真剣に見るようになった剣道だけれど、あの緊張感とか、きれいな足裁きとか、技の出し方とか、観ていて本当に楽しいスポーツ、武道だなと思う。
息子が頑張る気持ちを応援して行こうと思うし、本人次第ではあるけれど、出来たら納得いくまで頑張ってもらえたらいいな、とも思う。
とにもかくにも、早慶戦、多分今年一番真剣に観戦して、感動したスポーツの試合だった気がする。
