遅くてもやらないよりまし

シングルマザーの会社員の日々の考えごと

安西先生の名言

日曜日に息子が出てきた大会。北上市にて。

3年ぶりに東北六県から集まっての大会。

何と出場者数700人超えというから驚き。


強い道場もたくさんあるので、まだまだひよっこなうちの息子は、胸を借りるつもりで出場。

うちの息子は4年生だが、高学年男子の部に出ることになった。つまり、相手はほぼもれなく5年生か6年生。

経験値、体格、どちらも上の相手ということで、少しひよっていた息子だったのだが…

上級生に勝って帰ってきた。

それも、試合の残り時間1秒のところで。
そこまで決め手に欠けてお互いに一本が取れないままの1分59秒だったので、引き分けを確信していた周りもびっくりだった。

本人曰く、最後の最後にスローモーションになって、面が入ったのが分かった、とのこと。

諦めたらそこで試合終了、ってのは、剣道もなのかぁーと安西先生を突如リスペクトしだした息子。
よく知っていたなぁ。スラムダンク安西先生


これまで、「面」が上手くいかなくて、比較的得意な「胴」ばかり炸裂させて、相手に手の内を読まれ負ける試合が多かった。
先生から「胴」禁止令が出るほどに。

そんな状況で、「面」ばかり練習していたので…満場一致の「面」が決まったことをみんなから拍手された息子は、嬉しそうだった。


団体としては敗退したものの、彼にとってはとてもよい経験になったに違いない。


私も見ていて楽しい。
一つ一つのことから学んで、糧としていってくれたら、私も嬉しい。