遅くてもやらないよりまし

シングルマザーの会社員の日々の考えごと

神田沙也加さんのこと

松田聖子さんと神田正輝さんが2人で報道陣の前に立っている映像を見て、抱きかかえたピンク色の布に包まれたお骨を見て、何とも言えない悲しい気持ちになった。

胸が引き裂かれるような思いがした。


マイフェアレディ、CMを見て気になっていた。行きたかったけれど叶わず、いつか生で歌を聴いてみたいとも思っていた。


神田沙也加さんは、私と同い年。
実は誕生日も数日違いだ。

そして私の母は松田聖子さんと同い年。
そちらもまた、誕生日がとても近い。

母は聖子ちゃんの大ファンで、偶然にも、誕生日も、結婚した時期も、そして出産した時期も近かったことを、昔から良く話していた。


私を産んで数日後、産院で松田聖子さんの出産のニュースを知ったこと。
同じ女の子で、さらに親近感が沸いたこと。

そして、沙也加さんがデビューしてからは、私と同い年なんだよね、何だか我が子と同じように年を取るのが何だかしみじみ時の流れを感じるわ、とたびたび言っていた。

ちなみに、私に離婚云々の話が出始めた時期も若干沙也加さんの離婚騒動の時期と近かったので、そこまで合わせなくても、とも母に言われたっけ。


ちなみにこれは、母だけでなく祖母もたまに話していた。

だから、私も、神田沙也加さんには何となく親近感を持ち続けていた。

しかし彼女は亡くなってしまった。


何だか言葉にならないくらい、とてもショックだ。

全くもって住んでいる世界は違うが、同じ時代に同世代として時を刻んできた人が、もうこの世にいないこと、何か辛いことがあったのかもしれないけれど、もうそれすら味わえない世界へ行ってしまったことが、ただただ悲しくて、空に手を合わせる。