遅くてもやらないよりまし

シングルマザーの会社員の日々の考えごと

帰る我が家を買ったこと

今週のお題「人生で一番高い買い物」


月並みだけれど、やはり人生で最も高額な買い物は、今住んでいる家だ。間違いなく。

3年前の今頃の私は、まさか私が家を買うなんて思いもしていなかった。

シングルマザー、家を買う。
…無茶だなぁ、と今でも思う。


ずっと、賃貸で、給料と家族の成長次第で広い家を探すのかなぁ、とぼんやり思い描いた未来予想図を、突然やってきた新米営業担当のお兄さんに、思いっ切り塗り替えられた。


もちろん、嫌なら全力で断ったと思うけれど、手は絶対に届かないと思われた微かな夢がぐぐっと近づいて、現実にしてみたいと思った。





ちなみに今の家の仕様決めは、営業担当さんがうっすら引くほど決断力が早くて、建てると決めてからは、「持ち帰り検討」をほぼしなかった。その場で少し考えて、質問して、予算に見合わないなど納得できなければNO、良いと思えたらOK

そのハイスピード感で、あとで何らかの後悔があるかな?と思ったけれど、1年住んでみて、今のところ特に間取りも住み心地も強い後悔はない。


時々、ものすごいスピード婚で幸せになる人がいるが、それってこういう感覚なのだろうか?と思う。



壁紙の色、床の色、外壁などなど、決めることが山ほどあったけれど、よくもまぁ、直感だけで決めたなぁ、と思う。

そういう意味でも、勢い全開で購入した自宅。


今はとにかく帰宅が楽しみで仕方なくて、家に着くとほっとする。


晴れた休日に、朝、庭で深呼吸するのも、昼下がりに床に座ってボーッとするのも、夜に窓から星を見るのも、どれも大切な時間だ。


ちなみに今は、子どもたちの穴があいたズボンを繕いながらJリーグの試合をテレビで見ている。

こういうのが些細だが幸せで、ステキな時間だ。