遅くてもやらないよりまし

シングルマザーの会社員の日々の考えごと

花と月と、配達のお兄さんと

薄曇りの朝だった今日。

ハイビスカスはまだまだ元気に咲き続けている。


そして昨夜のお月さまはきれいだった。

明るく、きれいに、外を照らしていた。


月も花も、心に小さな幸せをくれた。


今日の昼間、息子たちを耳鼻科へ連れていき、そのあと、家でゆっくりお昼を食べて、家事をしようと床に座ったら、その後45分くらい記憶をなくした。

思いがけずうたた寝したようだ。

今、リビングには、い草で出来たラグを敷いていて、そこに寝転ぶと、畳の部屋のような香りがして、何となく心地良い。

うっかりラグの上で洗濯物を畳んで繕いものをしようとしたのが、良くなかった。

子どもたちに起こされ、我に返ったら、外はしとしと雨が降っていた。

カタンカタンと電車が遠くで走る音も、外の車の音も、心地よかった。


そのあと、インターホンが鳴った。

佐川急便のいつものお兄さん。


「車があったから、いらっしゃるかな、って」
「時間指定がある荷物だったけど、来ちゃいました(^^)」

前々から…なるべく不在票で何度もご足労かけたくないから、タイミング合えばで良いですが、うち宛ての荷物は、もし車があったら日時指定気にせず置いていっていいですよ、と声をかけていたから、そうしてくれたのだそうだ。


「いつもありがとうございます!」と声をかけたら、
「こちらこそいつもお気遣いありがとうございます!」
とニッコリして去っていった。


お互いにニコニコでやり取りが出来ると、嬉しい気持ちになる。

もちろんこちらも無理しない範囲で、だが、誰かと譲り合ったり折り合いをつけたり、というのが上手くいくと、何だか心地良い。


そういう小さい幸せをたくさん探して、穏やかな気持ちで日々を過ごせたら、それってとっても、素敵なことだ。