遅くてもやらないよりまし

シングルマザーの会社員の日々の考えごと

びっしょびしょ、てんやわんや

昨日は水曜日だったので、夕方は長男の剣道と次男の英語教室の送迎をしていた。

長男の剣道の終わり際、雨が強まってきたので、早く鍵を閉めたいなーと思っていたのだが、小さい子たちの追いかけっこが始まり、なかなか片付かない。

若干イラつきながらも、帰るよーとひたすら声をかけたり、竹刀をまたごうとした子に「竹刀はまたいではダメ」と注意して泣かれたりして、ため息をつきつつ終わりを待った。


みんなを一通り帰して、体育館を点検して鍵を閉めようとしたその時。

どぅああああああぁぁぁああ、という大きな音。

…車のワイパー最速でも何の意味もなさないほどの強烈な雨が降り出した。

当然ながら傘も役に立たないし、いきなり突風が吹き荒れてくるし、でも鍵を返しに行くためには少し外を歩かないといけないし…

息子たちをとりあえず傘で庇って車に乗せ、自分は猛ダッシュで鍵を返し、何にも見えないことに震えながら何とか帰宅。

今度は車から玄関まで、息子たちに傘を差してやりつつ、1人ずつ連れていき、自分の荷物を持って玄関のドアを閉めたら…

もはや、服を着たままひとっ風呂浴びましたと言っても過言ではないほどに、全身びっしょびしょの私。

ちょうどその頃盛岡でも土砂降りだったようで、プロ野球の巨人戦は途中で中止になったようだった。

仕方ないので玄関で全て着替えて、お風呂を沸かしながら夕飯を作った。


ここで、次男が宿題を全くやっていないという事実が発覚し、お風呂を後回しにして割り算を教えた。
その横で、もう1つ宿題があることを思い出した長男にげんなりしつつ、小数の割り算を教えながら夕飯を完成させた。


夕飯を食べさせ、洗濯をして、子どもたちを先にお風呂に入れて寝かせて…とあれこれしていたら、3人の中で自分が断トツにびしょ濡れだったくせに、自分がお風呂に入るのを忘れていた。


…そりゃ、何かムシムシするのに冷たいな、寒いなと思うわけだ。私、必死すぎ。

お風呂は冷めていたので、改めて温め直してゆっくり入った。そこで我に返り疲れが一気にやってきてお風呂で寝そうになった。


…やっと寝られる状態になって23時半を過ぎた頃、外を見たら雨はかなり弱まっていた。


強雨…確かに怖かった。けれど、去年よりも不思議と大丈夫だった。去年の私なら、パニックで夕飯どころではなかった。
ちょっとだけ、冷静な自分に安堵した。

…少しは、良くなってきたのかな…雷が鳴らなかったから良かったのかな…次もまた、頑張れるかな…


そう考え終わる前に、気づいたら眠っていた。