この花を育てるのには結構手間がかかった。
昨年残していた種を何気なくいくつかのポットへ撒いてみたら、この種だけ発芽まで時間はかかるし、一度枯れかけるし、朝顔にしては生命力弱いな、と思っていた。
他のポットは放っておいても育っていったのに、このポットだけが、すぐにしょげる。
肥料をやり、日当たりのために場所を変えて、やっとつるが伸びた。
この色模様、きれい。茶色に近い赤。
色の名前としては何にあたるのだろう。
渋くて素敵だ。
もちろん、いつもの朝顔も好きだ。
紫や青、ピンク。
今朝は他の朝顔が咲かなかったが、ハイビスカスは咲いていた。
真っ赤で、大きく、力強い。
夏だ。
今日は家に帰ったら早く寝ようと思ったのに、子ども関連の役員仕事が急に降ってきた。
親同士のちょっとした諍い…出来るなら仲裁しなくても仲良くやってほしい。
結局あちこちにそれぞれ言葉を選んでラインすることになり、疲労。
文章から行間を読んでひどく落ち込まないでほしいし、その一方で、相手に伝わるように文章を書く努力を少しはしてほしい。
…そう思いながら、私もそういうとこ、あるよな、と自分を顧みる。
それをむき出しにするか、しないかで、円滑な人間関係が築けるかどうかが決まる。
私はどうなの?
胸に手を当てて、考える。
やっと色んなことを終えたので、さっさと寝て、朝顔が咲く時間になる頃には、また前を向く。
その繰り返し。