東京の風を、自宅にも。
子どもたちにもんじゃ焼きを作ってあげた。
ホットプレートは古くなり過去の引っ越しで一度捨ててしまったので、フライパンで。
フライパンでも、ちゃんともんじゃ焼きになった。
美味しかったなぁ。月島で食べた明太子もちもんじゃ。
焼いてくれたお兄さんもお姉さんもみんな優しくて活気があって、店の中もみんなワイワイしていた。
高校生のカップルがもんじゃ焼きとコーラでデートしていたのも、微笑ましかった。
私にとっては出張で数日訪れた街だが、そこに暮らす人の日常は当然あるんだよなぁ、と、その「日常」に少しだけお邪魔させてもらって、ワクワクした。
都会の暮らしは良いところばかりじゃないかもしれないけれど、その中で人とつながって、働いて勉強して…色んな世界があるし、みんなそれぞれ主人公なのよね、と、達観的に思ってしまったりもした。
いつも無意識に「こうあってはいけない」「こうあるべき」「こんな風に暮らすべき」と自分に強いている枷みたいなものが、たまに東京へ行くと緩んで、「それ、本当に必要かな?」「もっと自由で、いいじゃない」と、思えるのも良い。
ちなみに、お好み焼きは嫌いだと言い食べたがらない次男、もんじゃ焼きは美味しいと思ったらしい。
新しい味の発見になったようでよかった。