遅くてもやらないよりまし

シングルマザーの会社員の日々の考えごと

おっちょこちょいの引っ越し

今週のお題「引っ越し」


去年の今頃、我が家は新居への引っ越し準備に追われていた。

よりにもよって引っ越しシーズンに当たったため、引っ越し業者の手配やら何やら、ギリギリのところで何とか上手くいった、といった感じだった。


あとは荷造り!と意気込むものの…仕事と次男の卒園式の準備(役員だったのだ)と日常生活とで、あっという間に時は経ち、引っ越し業者が来る当日に滑り込みセーフで全てが終わった。

荷ほどきにもかなりの時間がかかった。

週末が来る度に段ボールを開け、住めるかな?と思えたのは5月頃だった。


そんな風にてんやわんやで作業をしていたものだから、確かに片付けたと確信があったはずなのに見当たらない、というものがいくつかある。

それも、すぐに使わないけれど、いざというとき困る、という類のものが。

すぐ使わないので、かなり時が経ってから、そういえばあれって…?みたいな状態になり、捨てたかな?と落ち込み、立ち直って買い直すと、まもなく予期せぬところから発見される。



ちょうどこの前も、久しぶりに、缶切りが必要な缶詰を開けようとして、缶切りが所在不明ということに約1年越しに気付いた。

私の中で確信していた置き場所に無く、最後の記憶は旧居の引き出しから段ボールへ移したあとおぼろげになっている。

悩んでいても答えが出なかったので、諦めて近くの100円ショップで買った。

そうしたら、昨日、階段下の収納の小箱から出てきたのだった。

子どもたちがいたずらすると危ないからと、敢えてしまい込んだことを思い出した。

あと数日早くこの事実に辿り着けなかった己を悔やむ。


今回の缶切りが初めてではないので、引っ越しの時の自分がいかに余裕が無かったのかを思い知る。


きっとあと数年、度々似たようなことが起きるのだろう。
おっちょこちょいな自分自身にちょっとうんざりするが、よく頑張ったよなぁ…と、1年前の自分を小さくねぎらってあげようとも思う。