遅くてもやらないよりまし

シングルマザーの会社員の日々の考えごと

我が家では滅多に食べられない贅沢品。

今週のお題「納豆」


嫌いと言いつつ納豆にまつわるエピソードは多いので、2本目の記事を書いてみる。

前述のとおり、私は納豆が食べられない、触ることも出来れば避けたい。

※前回の記事
https://makrurylife.hatenablog.com/entry/2020/07/13/124150


…しかし子どもたちは大好物ゆえ、父親に会いに行ったときや、祖母宅へ行ったときにここぞとばかりに納豆を食べたがる。


何か食べたいものはある?…という問いに

「納豆!滅多に食べられない貴重な食べものなんだもん…」

などと返されると、結構恥ずかしい。


比較的安価で手に入る納豆すら、満足に食わせることが出来ていないのか?…と、苦笑いされたりもした。


それが災いした笑い話がある。

去年、母と子どもたちと私の4人で回転寿司に行くことにした。

回転寿司ということは、納豆巻きも当然ながらある。


出来れば納豆は個人的には避けたいものの、外食となると事情は変わる。

家よりは片付けなどの手間も無い。
納豆を食べて良いか否かよりも、外で騒ぐなとかマナーを守れとか、別な約束の優先順位の方が俄然高い。

…ということで、ここではなるべく私が触らないようにしつつ、好きなように食べさせよう、と決めた。
お世話してくれる母がいるし、これなら心配あるまい、と思っていたら…


無邪気な子どもたちは、嬉しさのあまりこんなことを言い出した。(静かにしろといったのに…)


長男「かあさん!納豆食べていいの?好きなもの食べていいの?ホントに?いよっしゃぁぁぁ!納豆も食べられる!」

次男「今日はお祭りー?納豆久しぶりだー!嬉しい!ハンバーグもえびも食べられるー!わーい!」


事情を知る私の母、爆笑。

それが聞こえたらしい周りのお客さん、こっちをチラッと見てる。
店員さん苦笑い。


絶対、「普段納豆も食べられないけど今日は好きに食べてもいい、滅多にない贅沢をしにきている一家」と、思った人がいたんじゃなかろうか…いや、絶対いた。


周りのお客さんの視線を感じて、私は恥ずかしくてたまらなかったのは言うまでもなく…


せっかくのお寿司の味、いつもよりよく分からなかった(T-T)


未だに忘れない、笑い話である。