年度末、3月で会社を去る同僚から、「ずっと借りていてごめん」と本を返された。
頼まれて貸したけれど、全然返ってこなかったので、催促するでもなくやや諦めて、私自身もほとんど忘れかけていた本だったのだが…何と11年ぶりに返してもらった。
それだけの時を経て、また手元に戻った本。
改めて読み返したら、これが面白いこと。
その11年の間に、二度の出産を経た私の体は当時以上にアルコールを受け付けなくなっていて、ほとんど下戸になったけれど、それでも、読んでいてワクワクする料理の本だ。
新たな気持ちで読んでいる。