遅くてもやらないよりまし

シングルマザーの会社員の日々の考えごと

明日まで。

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子どもたちの夏休みは明日まで。


岩手の夏休みはお盆が明ければすぐ終わってしまう。
その分冬休みが長くて、1月20日過ぎまでは冬休み。


学童へ預けるために毎日毎日お弁当を作ってきた。
やっと軌道に乗ったが、その日々もまもなく終わる。

だんだん手抜きになってしまうのだけれど、野菜を一区画は必ず何か入れる、というルール以外は諦めたら、かなり楽になり、逆にお弁当の出来が良い感じになった。


この夏は一度だけ、長男が学童へお弁当を持っていくのを忘れたことがあった。
夕方見たら庭の隅にあった。昆虫か何かを追いかけて忘れたのだろう。幸いカラスなどには荒らされなかったが、猛暑日だったので傷んでまるごとダメになった。


学童から電話があり、コンビニおにぎりを食べさせると言われ、迎えに行ったら請求書を渡された。

コンビニおにぎりを頻繁には食べないので色々新鮮だったのか、長男は、普通のお弁当より良かったな…またコンビニおにぎりがいいなとか言い出した。


悪気がないのは分かっていたが、丸ごと弁当をダメにされたこと、コンビニおにぎりの方が良いと言われたことに、咄嗟にひどく怒りが湧いた。


学童の先生がいたのに、「だったら二度と作らないから毎日コンビニにおにぎりを買いにいけ」「食べものを無駄にする人には嫌いだ」と吐き捨てた。
そのあとも腸が煮えくりかえる気持ちで、長男に優しく出来なかった。


翌日も、長男には本当にコンビニおにぎりを二個入れて、次男だけおかず入りの手作り弁当を持たせた。



そこでやっと、学童の先生にも声をかけられ、自分が言ったことがどれほど母親の私の逆鱗に触れたのかを分かったようで…


迎えに行ったら、謝られた。


かなり大人げなかった気もするし、コンビニおにぎりには何の罪もない(確かに美味しいし)のは分かるけれど、今回の一件で長男が何かを学んでくれていたらいいなとは思う。


その翌日は長男の好物を入れてやり、それからまた毎日お弁当を作った。


そんなこんなで、給食ってつくづく本当にありがたい存在だよなぁ…、と心底感謝する。


丁寧に誰かが作るご飯は、それだけで幸せな気持ちになれる。

私のご飯も、プロの料理人ではないけれど、これからもたくさん作っていく中で、子どもたちの何か糧になっていたらいいなと思う。