遅くてもやらないよりまし

シングルマザーの会社員の日々の考えごと

気づいたこと

昨日から今日にかけて、彼が我が家に泊まりに来ていた。

子どもたちと彼が話していたり、宿題を見てもらったり、流行っているアニメのことを話したり…そういう三人の姿を見ているのはとても幸せな気分だった。

彼は、子どもたちに積極的に話す訳では無いが、決して邪険にもせず、あるがままを受け止めて接してくれる。それが良いのか、子どもたちは今ではとても仲良くなって、会う度に「次はいつ来るの?」と訊ねる。


昨夜子どもたちが寝たあとは、私も久々にお酒を少しだけ飲んで、テレビを見たり、1週間会えていない間のお互いのことや子どもたちのことを話したりしていた。
彼の足の怪我は良くなったようで、安心した。


話の中で、彼は、私が子どもたちに我先に話しかけられて質問攻めにされているのを見て驚いたと言っていた。
そして「きっとまーさんがいつもリアクションを必ずしてくれるから、二人とも話したいことがたくさんあるんですね」と、言った。
褒めてもらえたような気がして、じんわり嬉しかった。



そして色々楽しい時間が終わった今。


彼を見送り、子どもたちが眠りについたら、強烈に寂しい。


何度か4人で過ごしてみて気づいたことがあった。

子どもたちとの三人の生活は充実していて楽しくて、それはそれで大切で大好きで。それは紛れもない事実で変わらないことはまず大前提として。

そこにもう一人、彼らを手放しで受け止めてくれて、私のことも気にしてくれる大人が1人増えるというのは、何と心強くて安心して、救われるのだろう。

今まで、長男が0歳の頃から知らなかった安心感と、3人のときとはまた違う充実感や幸福感があることに、今1人でこうして振り返って気付いてしまった。


私は元々ネガティブ思考になりがち。
また失うかもしれない幸福感なら、いっそ気付かないほうが良かったのかもしれないとすら思ってしまい、何とも苦しくて寂しい気分にはなったけれど、今回の土日のような休日は、これからも望めばまたきっと来る。二度とこない幻というわけでは、決してない。
だから、今の毎日を大切にしていけばいいのだ、と思い直して、また明日から、頑張る。