遅くてもやらないよりまし

シングルマザーの会社員の日々の考えごと

大羽根を背負う気分で

昨日から、研修講師をする期間がまた始まった。
来週末まで、何日か空くものの、ほぼ毎日朝から夕方まで喋り続ける。

やりたくないなー、不安だなーと思うけれど、定刻になり、いざ受講する人たちの前に立つと、なんやかんやで言葉は出てくる。
いつもより、声も張る。


最近はいつも、研修の部屋に向かうために廊下を歩きながら、「私は宝塚のトップスターなのだ」「私があそこに行くだけで、ちゃんと意味があるのだ」と自己暗示のようなものをかけてから、部屋に向かう。


宝塚のトップスターの方々は堂々としていて、ファンが待っていて、どんな時も隙がなく、キラキラしている。
パレードでは重たい大羽根を背負い、それでも笑って、舞台を締めくくる。


スターの皆様とはかなり毛色は違うが、私が前に立って話すことで、全体のうちほんの一分でも良いから、何か力になれたらいいな、いや、なるはずなんだ!だから、私行くの!私じゃなきゃダメなの!と、己に言い聞かせていると、ほんの少し、気が紛れる。




まだまだ続く1日喋り倒しの強化月間、心だけでもトップスターになりきって、胸張って、仕事しようと思う。

疲れて家事やら何やらが今日みたいに深夜にまで及ぶと疲れるので、少し工夫しなくては。

…ついさっきまでのように、長男が家の中でカブトムシを脱走させ捜索を余儀なくされる、などの余計な仕事が入らなければ一番良いのだが…(ため息)