遅くてもやらないよりまし

シングルマザーの会社員の日々の考えごと

桜ひらひら

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写真は、去年前の家の近くを散歩していて撮った桜。

細々と片付けていた以前の住まいを、先日完全に退去してきた。


これがものすごく精神的にエネルギーを使う作業で、帰宅するとがっくり眠ってしまうほどだった。

そして、思いのほか、私自身は退去が寂しいと思っていた。

普段なら、引越は、大きなものを運び出したら、そんなに時期をあけずに退去してしまうが、今回は色んな事情で、引越してから2週間ほどかけて後片付けをすることになった。

仕事の日はあまり時間がないので、主に休日に通って片付けをしていたのだけれど、何だかとても寂しい作業だった。


数週間前まで、日常生活の拠点で、当たり前のように過ごしていた部屋なのに、がらんどうで埃っぽくて、照明も取ってしまったから薄暗くて。


人が暮らしていない部屋は何と寂しいのだろう、と思ったし、その部屋自身も一気に雰囲気が暗くなって、「さみしいよう、誰もいないよう」と言っているような気がした。

気に入って暮らしていたマンションだったから、殊更寂しくて、新居へ戻るとき、かすかな罪悪感があった。



引越前は、退去までの間があくことを、気に入っていたマンションとのお別れを引き延ばせていいなぁと思った。
けれど、今となっては、潔くきっぱり退去したほうが良かったな、と思った。


とはいえ、丁寧に片付けをして、最後の最後まで、好きだった部屋を目に焼き付けることが出来たから、悔いはない。


今回感じた色んな気持ちを受け止めつつ、新しい家を大切にしようと思う。




集団登校やら仕事の研修やら、その他何やらの忙しさから、4月は永遠に続くんじゃないかと思えるほど長く感じている。

ブログは相変わらず更新頻度が減り気味だけど、細々と書いていこうと思う。