お母さんの好きな色は何?
と、子どもに聞かれた。
はて、何だろう?
と思い、とっさに浮かんだ色は、紫色だった。
ラベンダーみたいな紫も、ピンクに近い紫も好き。
最近なら、PCのFirefoxの背景に選べる紫色がとても好きだなぁと思った。
…でも、昔から「紫色が好き」って何となく言いづらくて、みどりとか水色とか言ってぼかしてしまっていたのは何故だろう。
精神状態が良くない色、不安定な色、と言われがちだからだったかもしれない。
Webデザインを仕事にしていた頃も、なかなか使いづらい色ではあった。確かに。
でも紫って、高貴な色でもあるし、着物や自然界の花も、とてもきれいな色があるし、ステキだと思う。
…ということで、子どもたちには「紫が好きだよ」と正直に言ってみた。
大人になるにつれて、余計な情報がくっついて正直に気持ちを言いづらいこともあるけれど、好きなものは好き、ということで、本当はそれでいいんだと思う。