遅くてもやらないよりまし

シングルマザーの会社員の日々の考えごと

母の休息


ここ最近…本当に忙しく…
月曜に剣道の送迎へ
火曜に残業を
水曜に英語と剣道の送迎へ
木曜に残業と転職エージェントの電話面談を
金曜に急遽地域の会合へ

ТюряТюряТюряТюряТюряТюряря…
(チュリャチュリャチュリャチュリャ…)

どこのロシア民謡だよ?というノリで、仕事の後、夜の予定が立て込んだ。

まあ、いつものことと言えばいつものこと。

頭では理解していたが体はそう思わなかったらしい。

とにかく頭が働かず…追い詰められた感。
煮詰まっていた気持ち。




そこで今日は、これまでも好きで何度も訪れた美術館、石神の丘美術館へ、子どもたちには留守番を託して出かけてきた。


ここは、花とアートの融合をコンセプトにした、石の彫刻などがある屋外美術館だ。


小学校の頃に親に連れてきてもらったのが最初だった。
その時の空気感が好きで、その後道の駅が併設されたり、リニューアルを繰り返している中でも、何度も訪れている。


森の空気感や風の音や、鳥の鳴き声がして、その中に不思議な石のアートがある光景が子どもながらにとても気に入った記憶がある。

あとは、ラベンダー。

私は紫色、特にラベンダーが色も香りも好きだ。
だから、一面に広がる紫色と香りも、何度行っても幸せな気持ちになる。


今回はまだラベンダーの季節には早かった。
おそらく来月くらいに見頃になるので、また行けたら行って来たいと思っている。


ちなみにここは、恋人の聖地に認定されているらしい。


中学生くらいのころ、この景色と花畑の中で結婚式をしたら幸せだろうな、と憧れた記憶がある。
まだ、何にも世間を知らない、夢見がちな頃だった。

でも、その時の気持ちを思い出しそうになるくらい、今日の天気は爽やかな青空で、予報ほど暑くもなく、風が吹き抜けて木がさわさわ揺れて…何とも心地が良くて、時間が止まればいいのにとさえ思った。


子どもたちと楽しく歩くのも良いけれど、大人だけで静かに自然やアートと向き合うのにも、とてもいい場所だと改めて思った。

つかの間の休息。

帰ってからは長男を剣道の稽古へ連れて行った。
我ながらタフだ。

素敵な景色を楽しんだから、しばらくはまた頑張れる、多分。
そこそこ遠出しないといけないのだが、また充電したい時に、行ってこようと思う。