生きものつながりの記事を連続で。
先日、郵便受けに工事に伴う停電のお知らせが入っていた。
そしてきっちり予定通り、昨日の日中、我が家は停電した。祝日なのに大変だなぁ。
電気なしで出来る家事を全て終えてしまい、退屈だと嘆く息子たちもいたので、ではでは、と一念発起。
盛岡市にある動物公園へ行くことにした。
盛岡市の動物公園は、本当は今年１年リニューアルのために休園するはずだった。
だけれども、工事の遅れで、やっぱり今年は９月まで開ける、ということになった。
それを知らない人も多分いるのだろう。
めちゃくちゃ空いていた。
さる山も全方向見放題。
お客さんはそれなりにいたけれど、それでも少なくて、三密どころか全然他の人と接近する必要が無い。
天気のせいもあったのかも。
ゾウのマオちゃん、パートナーのたろうくんが亡くなってからはしばらく寂しそうだったけれど、変わらず可愛かった。
キリンのリンタくんには、多摩動物公園から近々お嫁さんのユンちゃんがくるらしい。
娘のカリンちゃんが富山だったか(うろ覚え)にお嫁に行ったばかりなのだそうだ。
この動物公園、一時期次々と他園に動物を放出していて、ちょっと複雑な思いで見ていた。
その度に「動物の福祉」というキーワードを出していたのが、なるほどと思いつつ心の中で少しだけ引っかかった。
だだっ広い敷地で、ゆったり飼ってもらえて、スタッフの目が行き届くストレスない環境で過ごせるのは大切なこと。
だけど、割と最近来たばかりのカピバラをすぐに他園に出したり、これまで無料だったイベントでいきなり1000円近く取ったり、唐突に商売っ気がいきなり強まったことに、大人の事情を感じて戸惑う部分もあった。
それらを隠すために「動物の福祉」というキーワード一点張りより、営業を継続させたいからお金取らせてください！人手足りないので動物減らします！の方がかえって誠実な気もしたのは、私だけ…かもしれない。
先日うさぎを安楽死させたことがニュースになっていたりして、相次いで動物が亡くなったのも悲しくて。飼育員さんは我が子のように世話をしているはずだから、さぞ悲しいだろう、と。
色んなことを思いはするものの、でもこの動物公園、自然も豊かで、季節折々に花や木がキレイで、歩いているととても気持ちが良くて、私はとても好き。
傾斜が結構きついので軽いハイキング気分も味わえる。
リニューアル前にきっとまた行くだろうし、リニューアルしても行くだろう。
子どもたちも楽しそうでよかった。
案の定途中でおんぶをせがんだ次男を担いだので、良い筋トレにもなった。
帰宅したら、停電は終わっていた。
そして小雨が降り出した。
そんな中の昼寝はここ最近で抜群にぐっすり眠れた。
