昨日も一昨日も、午後に散々な雷雨で、心が折れかけた。
学校からは、子どもだけで下校させるのは危険だから迎えに来てください、という一斉メールが来ていた。
そのくらい、短時間にすごい大雨、激しい雷だった。
度々書いているけれど、私は雨と雷を人の何倍も怖がってしまう。病的に怖がってしまうレベルに。
この数日は地獄だ。
しかし、一方でこの数日は、あまりの頻度に、少しだけだが、心が慣れてきた気がする。
事実、息子の習い事に、大雨の中付き添うことが出来た。
前だったら、問答無用で私の都合でキャンセルしていたと思う。
雷雨の中の運転も、ラピュタの世界みたいだ!という次男の言葉を採用して、そうだ今はラピュタに向かっているのだ!という謎理論で乗り切った。
現実から目をそらしてもハンドルからは手を離さなかったから、それで良しとした。
冷静に考えてみると…
実際にその状況に置かれたときよりも、もうじき怖い状況になってひどい目に遭うかもしれない、という、予期的な未知の恐怖の方が、精神的には何倍も辛い…というのを、身をもって実感した。
周りから見たら、滑稽かもしれなくても、怖いものは怖い。それでいい。
それを否定するともっと怖さが増幅するから、否定しないであるがままでいる。
大丈夫だったら安心して喜ぶ。
そういう心持ちを少しずつでも続けて、成功体験を積めば、いつかは、ちょっと怖がり、くらいに落ち着いてくれるかもしれない。
そんな感じで私自身が悪戦苦闘していたこの数日、仲良しの同僚がとうとう倒れてしまった。
徐々に悪化する職場の環境に、ついに耐えられなくなったのだろう。ここ数日辛そうだ。
どんな風に声をかけたらいいのか。
黙って話を聞くのだけでいいのか。
大丈夫、と根拠ない励ましをするのがいいのか。
やめちゃいなよ!と背中を押すのが善か。
正解は見つからない。
正解は分からないからこそ、今はただ、話を聞いて共感するのみなのだけれど。
たくさん助けられた分、逆に何か出来たらいいと思う。