昨日は夕方から一気に空が暗くなり、あっという間に雨が降りだし、どんどん雨脚が強くなった。
会社の広い会議室で打ち合わせをしながら、外を見ていたら、案の定、いつものように雨が怖いなと思う気持ちがわいてきた。
一時はワイパーも意味をなさないくらいの強い雨が降っている中、保育園、学童と目的地を回り、自宅へ帰った。
幸い、雷は数回遠くでゴロゴロ鳴っただけでおさまった。
自宅についてエンジンを切ったところで、長男が
「おれ、車の中で聞く雨の音が好きなんだよ」
と言った。妙に安心するのだそうだ。
ぼくもー!と、次男も言う。
怖いかもしれないけど、少し一緒に聞いてみようよ、何かいいんだよ、と子どもたちに誘われて、数分間車内で雨音を聞いていた。
そのとき、どうやらまあまあ激しい雨が降っていたらしいのだが、以前ほど極端に怯えていない自分に気付いて嬉しくなった。
…多分だけれど、今まで、子どもたちを守らないと!自分が絶対に助けないと!と思う気持ちから雨が怖くなったんだと思う。今となってはそんな気がする。
だんだん子どもたちが大きくなってきて、自分の足で逃げられるようになり、状況判断できるようになってくることで、少しずつ良くなってくれたらいいなと思う。
それでも怖いものは仕方ないけれど。