遅くてもやらないよりまし

シングルマザーの会社員の日々の考えごと

唐突に心を占有する不安感

過去記事でも書いた気がするけれど、私は雷がめちゃくちゃ怖い。
あと、雨が怖い。

しとしと…くらいの雨は怖くないけれど、強く降り出すとかなりしんどい。

数日後にまとまった雨が降る予報が出ているので、今は快晴なのに、内心はもう怯えている。



いつからだったか、今となっては定かではないけれど…毎日ものすごい頻度で天気予報を確認しないと気が済まなくなった。

そして、少し先の予報に大雨の予報があったり、雷注意報とか大気の状態が不安定とかいうキーワードを耳にすると、それだけでも自身のあらゆるパフォーマンスがガクンと落ちる。


これからの季節はさらに辛い。

冬になると幾分症状はおさまる。
理由は明白で、雪に変わるから。
大雪も運転やら何やら別な意味で怖いけれど、私の脳内基準として、雪は洪水よりはマシらしい。

春先には「今年こそは怖くならないんじゃないか、大丈夫なんじゃないか」と思う期間もある。


でもやはり、梅雨に入る頃に恐怖感が唐突にやってくるのだ。


あまりにも怖すぎて、数年前は生活にも支障をきたしていた。
天気予報が雨なせいで外出できなかったこともあるし、台風の接近に怯えて、会社を早退して保育園にも子どもを迎えに行って、元旦那の実家に避難したことがあった。

誰か他に大人がいると、少し落ち着く場合もある。
だけど、その「大人」も、元旦那や母親、職場の同僚だとさらに恐怖感が増して、座っていることすら困難だった。

不思議と元義父母や自分の妹、義理の弟ファミリーといるときは何ともなかった。むしろ安心した。
(今思えば義父母や義理の兄弟とは大変に良好な関係だった。)


通常の生活が送れなくなりかけた頃、会社のストレスチェックで高得点をたたき出してしまったことがきっかけで、ついに紹介状が出て医療機関を受診した。

薬を飲み、話を聞いてもらったら、一時期よりは相当改善した。

離婚したらさらに改善した。

子どもたちが大きくなり、私のその不思議な体質に理解を示してくれたことも大きい。
雷が鳴り出したらカーテンを閉めてくれ、雨が強まるとイヤフォンを差し出してくれる。


…それでも、未だに治っていない。


昨日、ポジティブだの言霊だの、前向きにいろいろ言っていたくせに、さっそく掌を返すようなことを書きまくっている残念な自分にも嫌気がさすが…


やはり、怖いものは怖いのだ。