遅くてもやらないよりまし

シングルマザーの会社員の日々の考えごと

嬉しかったコト

今日は講師の仕事を朝から夕方までしていた。

普段の仕事は事務仕事だが、時々社内外の勉強会の講師や、プレゼンみたいなことをするのも仕事の1つ。


かつて、教員を志していた。
中学校と高校の教員免許を取ったほど本気で目指していた(今は有効期限があるから、厳密には持っていた、なのかも)ので、人前で話すのは割と平気だが、もう少しスマートな所作や言葉遣いを出来るようになりたい。
形として成果を残したいのもあって、今は秘書検定を勉強中。


夏頃に2級を受けて、受かれば秋に準1級を受けると正式に決めたので、まずは申込済みの2級を、頑張ってみようと思う。
申込を済ませてしまったので、背水の陣、やるしかない。


2級までは盛岡での筆記試験さえ受ければ良いが、準1級でもし筆記に受かったら面接試験がある。仙台もしくは東京へ。
しかし…それ以前にそもそも受かるか、怪しい。

緊張するとつい所作や言葉遣いが乱れるなぁと今日も思いながら、うまく言葉が出てこないもどかしさを感じながら話していた。
準1級なんて夢かな。まだまだだ、と。


それでも、小さなことでも、聴いてくれた方から褒めてもらえると嬉しくなる。
今日はまさにそういう日だった。


大抵の人は話が終わると、少し疲れた顔で無言でサーッと席を立ち帰っていくが、今日は、「とても分かりやすくてためになったのでぜひまた来たいのですが次はいつですか?」と、終わり際に声をかけてくれた方がいた。


…う、嬉しい…嬉しすぎる


嬉しかったので、家に帰ってから、1人でベランダで乾杯した。


明日も仕事なのでノンアルコール、ただの炭酸水でだが。


うん。素直に嬉しかった。
長い時間の説明は、実は結構頭を使うので疲れるのだけれど、ほんの一部でも、誰かの役に立てるのはやっぱり嬉しい。


私が何かをすることで喜んでくれたり、応援してくれたり、必要としてくれたりする誰かのために色々惜しまず頑張りたくなるのは、公私どちらでも変わらないなぁと、改めて思った。