遅くてもやらないよりまし

シングルマザーの会社員の日々の考えごと

ツナグ〜進む時と止まる過去

夜に用事があり盛岡へ出かけたとき、何気なく撮った写真。

街の灯りが、キラキラしていた。


昨日はバースデーメッセージやコメントなど、SNSでもブログでもリアルでもたくさんいただいて、ありがたさを噛みしめる1日だった。

心から感謝をして、また新たな1日。


…そして今日は、中学校の友人の誕生日だった。

同じクラスになったのはたった1年、そこからは、部活も違っていたので接点は少なかったが、時々時間があえば楽しく話す友人だった。

中学の卒業後は私が遠くに進学したので滅多に会えなくなり、久しぶりに成人式で会った時、メガネをかけていて、でもちっとも変わっていなくて、懐かしいね!と笑った。


誕生日、たった1日違いなんだねぇと、しみじみ話した記憶が懐かしい。


しかし、その友人は、22歳くらいの時に、突然、本当に突然に、この世を去ってしまった。

いわゆる突然死といった感じで、何の予兆も無く、逝ってしまったのだそうだ。


大親友と言えるほどの近い距離ではなかったし、かといって疎遠になっていたわけでもなく、でも会えば何やかんや喧嘩しても最後は楽しい、そんな友人だった。


そこから約15年の時が過ぎて、私は昔より年を取りまだまだ時が過ぎていくが、友人の時計は止まったまま。

だけど、確かに生きていた。
だから、記憶の中で、これからもうっすら、ゆらゆらと生きていくのだろう。


自分の誕生日の翌日になると、もう来ない友人の誕生日を思い出して、その友人の存在を、心の中で繋いでいくのだ。