遅くてもやらないよりまし

シングルマザーの会社員の日々の考えごと

2か月に1度の診察

数日前の枯れ葉の風景。
そこに、朝起きたら雪が積もっていた。

もうそういう季節なんだな。

寒くなると体を動かす気が起きにくくなるし、こっくりした味のものが恋しくなるから、また太ってしまいそう。

前まで、甘いものが食べたくて食べたくて仕方なかったのだが、最近はコンビニでスイーツコーナーを眺めた時や、家にある子どもたち用の甘いものを眺めた時にに

「私は今、本当にこの甘いものが食べたくて仕方ないと思っているのか?」
「お金を払い、脂肪になるリスクを負っても、私は今この食べ物を欲しているのか?」


…と、自問自答すると、大抵のものはそうでもないなと諦めがつくようになった。

それを乗り越えてでも食べたい時は、思い切って喜んで食べるけれど。

そういう自問自答を越えた結果、今日の昼間はココアを飲んだ。

美味しかったし、満たされた。


…またダイエット話が長くなってしまいそうなので、閑話休題


今日は、次男の2か月に1度の発達障害に関する診察の日だった。

ここ最近学校から度々苦言を呈されていたのだった。


授業中、座っていられなくて毎時間いなくなり、気が済むと帰って来ること
ほんとに調子が悪くて…授業聞けなくてこの先まずいですよ?、と、担任から電話があった。


友達にカッとなると加減できないこと
(おかげで服を引っ張って破いてしまったりキーホルダーを引きちぎったり、今月は二度ほどそれぞれの同級生のお母さんに謝りの連絡を入れている)



忘れもの、失くしものが多いこと
…一昨日の朝も、次男は上履きを洗ったものを手提げに入れて持って出かけたのに、夕方担任から連絡があり「上履きを忘れてきています、忘れ物も多いし、お母さんもっと良く見てきちんと持たせてください」と苦言を呈された。
そこで、次男が上履きを登校途中で紛失したのに、忘れたと言って誤魔化したことを知った。

上履きは結局、通学路途中の路上に落ちていて、昨日の降雪によりびしょ濡れで家に戻ってきた。

あとから書き出すとそうでもないが、一つ一つの事象を目の当たりにすると、怒りの沸点に一気に気持ちが上り詰めて、ものすごい雷を落としてしまう。


お前なんか、はずかしい、だいっきらいだ!

と言い放ってしまったことも、恥ずかしながらある。


そんなタイムリーな色々の最中での今回の診察。

色々包み隠さず主治医に話してみた。


すると、あっけらかんとした答え。



上履きを路上に置き忘れたことについては、

ADHDの子はそういうもの。だから、ランドセルの左右にぶら下げたりたすき掛けして、手持ちをやめたらいいよ!」


授業中出歩いて落ち着いたら戻る件については

「自分で折り合いをつけて帰れるようになったなんて、進歩しているじゃない!すごいね!偉い!上出来だよ!」
「出歩くだけなら、他の子とは足並み揃わないけれど、他の子の学習の邪魔はしていないのだから、この先出歩く時間が減っていけばいいんだよ!」


友達に怒りを抑えられない件だけ、それは良くないことだから、3年生までで卒業しようねと、次男に対して話して聞かせ、私には、今の服薬内容の調整を提案してくれた。


担任から「お母さんが怖いせいで次男くんは色々正直に言えないんだ」「家庭でもっとしっかり声掛けを」と言われている件については、「それは違う」「あなたは良くやっている」ということと、そう断言できる色々な理由を、ここまでの経過から筋道を立てながら説明された。



ここ最近忙しい隙間で次男がやらかしまくり、長男は生意気なので、腹立たしいことこの上なく、イライラも増幅していたが、目線が変われば、案外そんなこともないのかもしれない、と、思った。


まだ道のりは長いが、こうして客観的なアドバイスや知見を授けてくれる人が少なからずいる幸福を受け止めて、私は1人では無いのだということは忘れずにいようと思う。