遅くてもやらないよりまし

シングルマザーの会社員の日々の考えごと

後からモヤつくのは反則だろうか


梅雨明けの岩手の、とある街の空。


今日は洗濯日和で、それに呼応したのか、朝に次男が盛大に布団を汚し(※鼻血)、あらゆる寝室の布をひっぺがして、洗濯をした。

今の洗濯機は、彼らがまだ未就学児な頃に買ったものなので、次買うときはもう一回り大きな洗濯機を買おう、と思った。

ベランダに隙間なく揺れる、タオルケットやら、布団カバーやら。
ふかふか、最高。



さて。

昨日は子どもたちの期末面談だった。

長男の担任は今年で3年目なので、もうかなり阿吽の呼吸というか、スムーズなやり取りで終わった。

…問題は、その前に行った次男の面談だ。

私はあまり人を悪く言ったり嫌ったりしたくないが…はっきり言う。

次男の担任、嫌だ。


この一学期、次男のことで話があったのはたった一度。
「家でもっとちゃんと声をかけてくださいねー」とのこと。

は?学校では?

…と、煮えきらなかったのだが。

今回、担任は、面談で私にこう言い放った。

「次男くんは正直なところ、標準的な3年生に求められる水準に3月までに到達できると私は思ってないのでー。」

「学力はまあ一応賢いけれど、集団で生きるために必要なところが、相当に足りないんですよねー」

「お前何やってんだ、って言いたくなることしょっちゅうで」

「周りの友達も、次男くんは面倒とか思ってきてて、これが来年再来年とか、いじめに発展しちゃうんですよねぇ、経験上。」

…苦笑いで固まる私に次々と矢継ぎ早にぶつける言葉に、全くもって次男を大事に思う気持ちは感じなかった。

…ビジネスとして割り切っているんだなこのおっさんは

…と、心を殺し、なるほど、と言い続け、その面談をやり過ごした。

私が「なるほど」を連発するときは、全く話を続けたくない時、早く帰りたい時だなーと、内心自己分析をしてしまうほど、冷え冷えとしながら話を聞いた。

「つーか、次男のことお前って呼ぶほどテメェは聖人君子なのか、このジg…(自粛)」
…と、喉元まで出かかったのに言わなかったこと、今少し悔やんでいる。


…その後の長男の担任に愚痴りそうになったがそこはこらえて、その後、特別支援学級の先生との教育相談をさせてもらい、そのときに、面談で言われたことをポツリポツリ話した。

悪口になりたくなかったので、かいつまんで。
悲しかった、けど、私の育て方が悪いのでしょうね、先生もビジネスですからね、期待しすぎたら、ダメですねと。

支援学級の先生は真剣に聞いてくれて、学校でも見守るから、お母さん、心配だろうけど、あまり無理はしないで、と言ってくれた。

よほど私が悲しそうにしていたからなのか、10分の予定が30分経っていた。申し訳なかった。




一夜明けて…その一連の流れを、物干し竿にシーツをかけながら、一つ一つ咀嚼したら、ますます悲しくなり…モヤモヤして…怒りが湧いてきた。


でも。
もう面談は終わったから。
その場限りだ。感情を伝えるタイミングなど、もうないのだ。


何度も気持ちを奮い立たせ、努めて忘れるようにして、昼間は良かった。

今…また少し、苦しい。


その場ですぐに機転をきかせて、ひろゆきの論破、まで尖ってはいなくとも、自分の気持ちを返せる人が、うらやましい。


私の子育てなど、下手っぴで無力で。
こんな風にあとからモヤつくのは反則だ、と、ふかふかの布団でしょげる夜。