会社の片隅に、無人販売でお菓子を売っているスペースがある。
定期的に商品が補充されるが、そのサイクルの中で、ここ2か月ほどわさビーフがずっと残り続けていた。
わさビーフ久々に見たなー、と、最初はその程度の感情だった。
しかし気付くと、「あ、まだ売れ残っている…」「今日もまだある」「今週も売れていない…」と、通る度にわさビーフの存在を確認してしまうようになった。
そうこうしているうちに、「わさビーフってそういえばどんな味だったっけ」「久々に食べてみたい気がする」と、徐々に徐々に欲しくなってしまい…
…ついに購入。
最初はどーでも良かったのに徐々に心を占有される感じ、わさビーフで久しぶりに味わった。
もっと甘酸っぱい感じで味わいたかったが、まあ、三十路も過ぎてバツもついている身には妥当な感じなのかもしれない。
そして久々のわさビーフ。
…ハマりそう…ダイエット中なのに…