遅くてもやらないよりまし

シングルマザーの会社員の日々の考えごと

7歳からのアンガーマネジメント

一昨日、帰り際に息子のクラスメイトにこう聞かれた。

「ねえねえ、○○(息子)くんのおうち、お父さんいないんでしょー?どうして?うちはいるのに。」
「かわいそうなんでしょ?」

息子はちょっと憮然としていたが無言だった。

私は割と慣れているので
「うちは色々あって、一緒に住んでいないんだよ。色んなおうちがあるんだよ。背が高い低い、みたいな、その程度のことだよ。」
と答えた。

これは多分これまでに5回目くらいだったと思う。
「お母さんがおかしいって言ってた」って言ってきた別な子に関しては、横にいたお母さんにものすごい冷たいスマイルを贈ったこともあったっけ。



長男は学校での出来事を積極的に話さない。
褒められても叱られてもからかわれても、あまりそれを私には言ってこない。

逆にうちの息子がしたことに対して、よその親御さんが学校に物言いをつけるケースは時々発生する。


その都度、学校から、「○○くんがクラスメイトにこんなことをしたので注意しました」という情報共有がなされる。

うちの息子も当然、当然悪いが、果たしてその前段に、一昨日のようなこと、言われたりしていないんだろうか。

その後に怒りをコントロール出来ずに暴言を吐いたり手を出す息子は当然悪くて、そこはうちの指導不足に反省だし叱るのだが、その前段にある何かを、もしあるなら、聞いて一応受け止めてやらねば、と思った。


そこで、昨日帰り際にばったり会った担任の先生に一昨日の出来事を簡潔に話した上で、

暴言を吐いたり手を出したり相手を嫌な気持ちにしたりすることはいけないことで、これは絶対。
たとえ相手がケンカの発端だとしても、その後にもっと酷い仕返しをしたら、お前が悪いとなる可能性もある。
言いたくないことは言わなくてもいいが、我慢できないほど嫌なことを言われたら、手を出す前に大人に言うのをオススメする。
そして私は基本的にお前の味方だが、明らかにお前が悪い場合はかばわないし悪いと言う。

…家では上のことを徹底して繰り返し教えていくから、学校でも息子の話を可能な限りで構わないので聞いてあげてほしい。

うちは子どものケンカを都度先生に報告して、仲裁に入ってもらうことはするつもりはない。
ただ、よその親御さんはそれを頻繁にするのであれば、そちらの言い分が通ることもあるかもしれない。

学校での子どもたちの様子は私より先生が知っているはず。そこは揺るがないので、先生の価値観で判断して、必要に応じて厳しく叱ってほしい。でも、時々息子の言い分も、聞いていただけたらありがたい。
先生は何十人と子どもを見てるんだし、きめ細かくなくていい。その後のことはうちで頑張るので、少しだけ協力していただけたらありがたい。


…みたいなことを伝えた。(文にするとくどい…)


要望しまくりの親になってしまってやいないか…不安だったけど、言って良かった。

先生も予想より真剣に色々と聞いてくれて、息子くんのためにも連携しましょうね!という結論に至った。

お礼を言って、帰宅した。


息子の良いところが生かせるように
けんかっ早いところは少しコントロールが利くように
なるべくゆっくり話を聞く

…これが当面の親の私の「めあて」かなぁ。