昨日は眠い眠いと思っていた気持ちに任せて、早々に布団に入った。
まもなく、結構な強い雷雨の音がして恐怖感で目覚めたものの、いつもよりはすぐに気持ちを落ち着けることが出来た。
大丈夫かとラインをくれた友人がいて、泣けるほど嬉しかったし、そのおかげで随分安心できた。
そうして、どうにかこうにかまた眠ったとき、夢を見た。
ホテルの夢だった。それも、カップルが休憩とかで使う方の、いわゆるラブホテルと呼ばれるような。
夢の中では私はホテルの掃除をする人で、チェックアウトしたあとの部屋を、順番に掃除していた。
お風呂、トイレ、ベッド…ピカピカにしていくのが楽しくて、夢中で磨いた。
窓を開け放って空気を入れて、明るい光を入れた。
全てが終わって、窓を閉めてカーテンも閉めて元通りにしたところで、何だか切なくなって、「また会いたい、すぐ会いたいの」って女の人の声がして、急いで部屋を出たら、そこで目が覚めた。
起きて時計を見たら朝の四時半だった。
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実体験としてそんなに何度も足を踏み入れたことはない場所だけれど、あの空間は独特だなぁと、改めて思う。
あの空間には窓がない。
厳密にはあるけれど、ブラインドやカーテンで塞がれて昼か夜かよく分からない。いつも夜みたいだ。
テレビもあるし、バストイレもあり、食べ物も頼めば出て来る。
もちろん寝心地の良いベッドもある。
リゾートっぽい雰囲気だったり、ゴージャスだったり、部屋にテーマがあることも多い。
非日常ってわくわくすることも多いはずだけど…あの空間、どうにもそわそわしてしまう。(※あくまでも、個人の感想です)
何か、早く出なければという焦燥感にかられるというか、ちょっと胸が苦しくなるというか。
慣れない場所だからなのだろうか?
それとも、色んな人が訪れて、強い想いをぶつけ合う場所だからだろうか?
何か自分じゃ処理できない気持ちがうわーっと襲う感じがして、変にドキドキしてしまう。
でもそんな夢を見たということは、心の奥底に、何か惹かれる思いでもあるのかな…。
それとも単にまだ疲れているのだろうか、私。